寝違え
寝違えはなぜ起こるのか?
寝違えは正式な病名としては存在しませんが、一般的に睡眠時に起きた首や肩周囲の痛みを指します。
睡眠時に無理な体勢をとることで、首肩周囲の関節や筋肉に負担をかけることになり、 それらの組織に炎症が生じ、痛みや可動域の制限を起こします。
ただし、寝違えを起こす背景には、肩こりやリウマチなど、首肩周囲の筋肉が緊張し、 可動性を制限していることがほとんどです。
寝違えに対する当院の施術
寝違えを起こした当日は、患部の筋肉や関節に炎症が起きていることが考えられるため、 直接患部をマッサージするようなアプローチは行いません。
まず、首肩周囲のずれた軸を当院独自の無痛整体により整えます。これだけでも患部周囲の筋肉や関節が正常に使われるようになるため、 痛みはかなり軽減されます。
次に患部周囲の筋緊張を緩和させる目的で、マッサージや鍼灸を施します。これにより患部の炎症が早期に軽減します。
2,3日後再度来院いただき、炎症の緩和が確認されれば、患部組織への直接的な筋緊張緩和処置を行います。 このころには痛みも可動域も正常に近い状態に回復していきます。
その後は寝違いの原因となる首肩周囲の筋緊張を出さない目的で、施術を継続していきます。
寝違えの解決策
上記の施術法は、あくまで起きた症状に対する緩和策であり、いわゆる「対症療法」です。 寝違えの根本原因は、首肩周囲の筋緊張を起こした姿勢や呼吸などの日常の悪習慣にあります。 根本的解決には、根本的原因である姿勢や呼吸、歩き方などの悪い生活習慣を改善しなければなりません。
当院では根治を目指す施術を行っているため、このような生活習慣の改善にも全力で取り組んでいます。