疲労と疲労感

疲労と疲労感

疲労と疲労感は違うと思っています。この話は科学的根拠はなく私自身がまあまあ本気でそう思っているだけなので、あくまでも一個人の考え方としてお読みください。

その違いとは?

疲労というと肉体の疲労を指し、疲労感というと脳が感じている疲労を指していると思っています。たとえば運動した後に感じるのは肉体的疲労なので疲労。長時間のデスクワークだったり仕事のストレスやプレッシャーで感じた疲れは疲労感。要するに実際に肉体を動かしているか動かしていないかがポイントだと思います。

抜けにくい疲労感

おそらく多くの方が両方の経験をお持ちだと思いますが、疲労よりも疲労感の方が抜けにくくないですか?脳は肉体を支配しているつもりですが、実は発生学的には肉体がつくられてから脳が発達しました。つまり肉体で感じたことはリアルですが、脳は賢くなりすぎたが故に身体を欺くことがあるのです。だから肉体を休めてもストレスを感じている限り疲労感は抜けないのだと思います。

脳と肉体の乖離

単純に肉体が感じている疲労であれば休めばいいだけ。問題は疲労感。脳だけ疲労しているということは肉体との乖離があるともいえます。実体験からおすすめなのは、この場合運動をして肉体も同じレベルまで疲れさせること。脳と肉体の疲労を一致させてはじめて疲労回復が始まると思っています。ストレス発散に運動が推奨されるのもそんな理由もあると思います。ただしまあまあの荒療治なので本当に疲労感がひどいときは休んでください(笑)。

頭を使ったから甘いもの?

厄介なのは疲労感があるときほどエンプティカロリーを欲するんですよね。頭使ったから甘いもの!とか。でもこれも脳の欺きですからね。肉体は欲していません。私もたまに脳に負けますが(笑)。