花粉症の症状緩和に

花粉症、辛いですよね

この時期花粉症で苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。私もスギの花粉症持ちなので気持ちはよくわかります。眼はかゆくなるし鼻水は止まらないし頭はボーっとしてくるし。本当に辛いですよね。

鼻すすりすぎていませんか?

アレルギー自体は免疫反応ですから体質を変えていかなければなかなか改善はしませんが、症状を緩和させることは可能だと思っています。たとえば鼻をすする行為。これって呼吸でいうと常に息を吸っていることになりますよね。やってみるとわかると思いますが、息を吸い続けるのって鼻周りや顔の奥の筋肉をかなり使うんですよね。私もつい鼻をすすりすぎてしまうことがありますが、その後の顔や顎、首肩回りや場合によっては腕の方まで緊張していることがあります。それだけ吸気に偏った呼吸は身体の緊張を生んでしまうということです。人間社会で生きているとただでさえ吸気過多になりやすく、体内の酸素濃度が上がることで何かしらの病気になるリスクも高まります。鼻をすすることに身体的メリットはありません。これは風邪や鼻炎の方にも言えることです。

対策は…

なぜ鼻をすすってしまうのか?これは単純に鼻水を垂れ流している姿を人に見られたくないからですよね。でも個人的にはマスクの中でどんどん垂らしていいと思います。せめて家にいるときはティッシュを近くに置き、とにかく鼻水を垂らしながら鼻から息をしっかり吐くことを心がけましょう。そこで詰まっている鼻腔をこじ開け、更にそこから吸うことで一酸化窒素を吸い込むことができます。一酸化窒素には血管拡張や免疫力向上などの効果があるといわれています。アレルギーにはもってこいですね。何より息を吐きリラックスすることは心と身体の機能を適切に働かせることになります。