春と呼吸

4月スタートです

4月は極寒からのスタートでした。三寒四温とは言いますが寒暖の差が激しすぎますよね。この時期特有の菜種梅雨と呼ばれる雨が続くのも寒さに拍車をかけていて、桜も迷ったように開花した感じがします。

何かと変化のタイミングです

また4月は何かと変化のタイミングです。職場や学習の環境が変わる方も多いでしょうし、環境が変わらなくても気持ちの切り替えをする方も多いのではないでしょうか。それらの変化に加えてこの気温や気圧の乱高下。人間は変化への適応力が高い動物ではありますが、ここまで変化が重なるとさすがに自律神経の負担は増えてきます。自律神経の働きは目に見えないので気づかないうちにエネルギー消費をして疲れてしまうことも多いですよね。春先はなんとなくボーっとしてしまったり春眠が暁を覚えなかったり花粉症が春に多いのもその影響だと思っています。

手放すべきものを手放し新しきを取り入れる

ただこんな変化のタイミングだからこそ呼吸を意識してみましょう。呼吸は自律神経のバランスを整えるという意味ももちろんあります。それだけではなく古い気を吐き出し新たな気を摂り入れる、つまり心身ともに装いを新たにする意味で呼吸ほど適したものはありません。変化に大事なのは古いものを手放すこと。もちろん古いものはすべて手放すのではなくそこは温故知新で温めるべきものと手放すべきものの取捨選択は必要ですが。それを吐く息と一緒に手放し新たに取り入れたいものをイメージして吸い込む。吸い込むものは欲張らず、なりたい自分がイメージできていれば少しの量でも自分を輝かせてくれるはずです。意図すればなされます。試してみてください。