寒暖差の攻略
晩秋に入ります
長かった残暑も落ち着き、ようやく秋の過ごしやすい気候になってきました。秋分を境に暦の上では晩秋に入り、ここから12月の冬至に向け夜の時間が少しずつ長くなっていきます。
寒暖差が激しい時期です
この時期は日中と朝晩の気温差が激しくなります。また日によっても気温の変化が大きくなります。この寒暖差に対して身体を適応させているのが自律神経。これだけ気温に乱高下があると自律神経の負担も相当なものになるはずです。夏の陽から冬の陰に切り替わる季節の変わり目であるこの時期に体調を崩しやすいのも納得できます。
自律神経の負担を減らすには
つまりこの時期は寒暖差の攻略が自律神経の負担を減らすことにつながり、健康を維持するための課題となってきます。起きている時間はなるべく着たり脱いだりしやすい衣服を選び、体温調節を意識しましょう。寝ている間も冷えやすくなってきます。なるべく長袖長ズボンなどで肌や関節を冷やさない工夫が必要です。首の付け根と肩甲骨の間あたりには「風門」という風邪の邪気が入りやすいツボがあります。なので特に首回りが冷えないようタオルを巻いたりしてあげるのもいいと思います。風門のあたりにカイロを貼るのもこの時期に限らず寒さ対策には効果的です。
副交感神経を優位に
あとは負荷がかかった自律神経はとにかく緊張状態で交感神経が優位になりがちです。ゆっくり息を吐く時間もつくってあげてください。読書の秋や芸術の秋といわれるのも心静かにリラックスする時間を大事にするためかもしれません。スポーツの秋で呼吸を整えるのもいいですね。