暴飲暴食で頭痛?
年末年始の暴飲暴食
年末年始に食べすぎや飲みすぎで胃腸の調子を崩した方も多いのではないでしょうか。かくいう私もご多分に漏れず、年末に崩した胃腸の症状が年始まで尾を引いていました。
胃腸と頭痛の関係
あまり知られていませんが、胃腸の状態が良くないと頭痛が出ることがあります。今回はそれが出ました。また最も調子が悪い日は両目がパッチリ二重まぶたになりました。なぜ?と思いますよね。これは東洋医学的と西洋医学的の両面から考察することができます。
東洋医学的見解
まず東洋医学的にいうと人間の身体には経絡というツボとツボをつなぐ気の通路のようなものがあります。そのうち胃の経絡は眼の下から始まり頭を通り、胸に下がり腹部の胃の周辺を通り、下肢の表面外側を経て足の指の先まで繋がるとされています。つまり胃の気と呼ばれるエネルギーが低下したせいでその経絡の流れに問題が起こり、経絡上にある顔面や頭部にも症状を出したのではないかという考え方です。この場合胃腸の症状からくる胸やけなども説明がつきます。
西洋医学的見解
次に西洋医学的に考察してみようと思います。そこには自律神経が関わっているとみられます。暴飲暴食や刺激物を過度に摂取することにより、胃や腸の内部が傷ついたとします。傷ついた組織を修復するため自律神経は副交感神経を優位にし、胃腸の粘膜の分泌を促します。副交感神経は消化器の他に顔面の筋肉や感覚器も支配してるため、その関係で頭痛や二重まぶたになったのではないかと考えます。でも書いていて思いましたが、もしかしたら二重まぶたに関してはただ浮腫んでいただけかもしれません。まあ水分代謝の問題だったとしても自律神経のかかわりは大きいとおもいますが。
結局のところ…
どちらにしろ食べすぎ飲みすぎには気をつけましょう(笑)。