年の瀬に寄せて
気温の低下と師の走力
この12月頭の時点だけかもしれませんが、今年の冬は暖かいですね。かと思うと急に寒くなる。毎年この時期は銀杏の葉が黄色く色づきます。今年は暖冬なのでそれも遅くなるかと思いきや、なんだかんだでしっかり色づいていますね。帳尻を合わせているかのような急な気温の低下のせいでしょうか。とにかく師走です。気温の低下と同じく、毎年油断していると師の脚は急に速くなりますよね。
激動の時代
世の中的には今年も含めこの数年は本当に激動の世の中になっている気がします。上記の気温の激しい変動も含めた自然災害。円安や物価上昇などの世界経済的な変化。詐欺などによる犯罪の手口の変化など。不安や恐怖、悲しみや怒りなど私たちの感情を煽るような出来事が後を絶ちません。「来年は何が起こるんだろう?」とつい身構えたくなってしまいます。だけど出来事自体に意味はなく、意味付けをしていくのは自分です。そこから何を得て何を手放すのか。そして大事なのは何が起こるかと身構え受け身でいることではなく、自分で何を起こしていくかだと思います。
自分がどうあるか
自然を含め、他人や世の中の動きはコントロールしたくてもできるものではありません。でも自分がどうあるかは自分で決めることができます。身の回りで起こる出来事はそれを確かめるために起こっているように感じます。試されているのだと。だから来年以降も何が起ころうと構えず、うろたえず、気ままに楽しみながら自分の意図した道を進みたいと思います。皆さまにもそうあってもらいたい。来年もどうぞよろしくお願いいたします。