梅雨(に限らず)と呼吸

梅雨が始まります

カラッとした陽気から一転、これから梅雨が始まります。鬱陶しい時期ではありますが農作物にとっては大事な雨。これ以上野菜高くならないでね。

この時期身体に起きやすいこと

気温や気圧、湿度と変化が激しいこの時期は身体にも負担がかかりやすくなります。環境の変化での負担といえばやはり自律神経。頭痛やめまい、消化器系のトラブルから筋肉や関節の痛みなど症状は多岐にわたります。オートマチックな機能である自律神経に唯一アクセスできるのがいつも言う呼吸。とにかく環境の変化には深い呼吸が大事です。これは気候だけでなく人間関係なども含め自分を取り巻く環境の変化に適応できる自分になるため、息を深く吐き呼吸を深め心身に余裕をつくることが必要なのです。

痛みも出やすくなります

腰痛や膝痛、寝違えなど急性の痛みも起こりやすくなります。私たちは痛みが出るとつい息を止めてしまいがちです。ですが息を止めることは痛みを停滞させてしまうことにも繋がります。痛みの出た瞬間こそ息を詰めず吐いてあげましょう。息と一緒に痛みも流してしまうイメージを持ってください。これは腹痛などでも同じです。ただ痛みがあまりに強い場合は我慢しすぎず当院や医療機関にご相談ください。

変化への適応には呼吸

前回書きましたが引き続き熱中症も注意です。湿度の高さは発汗での気化を妨げ排熱を邪魔します。そんなときこそ排気。つまり息を吐くことで体内の熱を排出してあげたいのです。気候の変化があると毎回呼吸が大事といっているので「結局一年中呼吸が大事なんじゃないか!」という声が聞こえてきそうですが、本当に一年中呼吸の意識は大事なのです(笑)。